【毎日新聞】名古屋出入国在留管理局(名古屋市)に収容されていたスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんがお亡くなりになった悲しい事実を利用して、政治的な誘導が行われたか!?
問題の記事
名古屋出入国在留管理局(名古屋市)に収容されていたスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が3月6日にお亡くなりになった問題での記事。
2021/5/12(デジタル)2021/5/13(朝刊)
【タイトル】スリランカ人女性死亡 入管報告と病院カルテ、内容に食い違い(和田浩明、上東麻子/デジタル報道センター)
名古屋・スリランカ女性死亡 入管報告、診療記録と逆 | 毎日新聞 https://t.co/DDQEfUSXZ4
— プチ鹿島 (@pkashima) May 13, 2021
診療記録には、「(薬を)内服できないのであれば点滴、入院」と指示が書かれていた。
しかし、法務省・出入国在留管理庁が作成した中間報告には、「医師から点滴や入院の指示がなされたこともなかった」と反対の内容が書かれている。医師が書いた記録と入管の報告が食い違う事態になった。』
毎日新聞(2021/5/12 18:17)一部抜粋
この報道をうけ、元々入管改正案を成立させたくない野党が国会で紛糾し、お仲間の地上波も、ツイッターでも大問題となった。
毎日新聞の誤記事を元に国会議員(主に共産党・社民党・立憲民主党など)が入管や与党を責め立てた。毎日新聞の下請けとして、見事に入管改正案の取り下げに貢献したようです。
特に社民党の福島みずほ議員は数年前から、難民を支援する団体と繋がりがあったようで、何度も学生さん等と意見交換をしたりと活発な活動されていたようです。
今日の法務委は一般質疑。何を質問してもいいのだが、立憲民主党の階筆頭理事、池田委員、そして共産党の私と3人連続で名古屋入管死亡事件を追及。傍聴席には在日スリランカ人の方々。議員会館前にはシットイン行動。明日から入管法改正案の質疑が始まる。みんなの力で廃案へ。頑張ろう!! pic.twitter.com/wNbFHkYPkI
— 藤野保史 (@FujinoFujinooo) April 20, 2021
金曜日、入管法改定案を審議中の衆議院の法務委員会で、野党の修正提起にも関わらず、採決を強行しようとした義家法務委員長に、日本共産党、立憲民主党、国民民主党の3党で委員長解任決議を提出したため、週明け火曜日(18日)まで採決が見送られました。廃案目指してさらに反対世論を高めましょう! pic.twitter.com/CyD7IpEcWU
— 紙 智子 (@KamiTomoko) May 15, 2021
本日、山添拓さんを講師に「入管制度についての学習会」を行いました!はじめに40分ほど詳しい資料を使っての講演、その後多くの質問にこたえていただきました💨
— 民青同盟 東京都委員会 (@minsei_tokyo) June 5, 2021
「法案は廃案になったものの、収容中の方が亡くなってしまうような状況を改善させるのは、ここから」とのお話が印象的でした。 pic.twitter.com/E0zDr8gTyn
超党派の議員で作る難民問題懇談会で入管問題・難民問題に取り組む大学生たちと意見交換をしました。頼もしいです。 pic.twitter.com/B9YEwws2W3
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) August 25, 2020
議員会館前で入管法改悪法案に反対する集会がありました。高校生の呼びかけです。 pic.twitter.com/ssTqtMX5f5
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) April 30, 2021
そういえば、ウィシュマさんに「病気になれば釈放してもらえる」と入れ知恵していた、支援者も若い学生さんがいたような・・・もしかして福島さん関連ですか!?
入管法改正案取り下げ
2021/5/18
入管法改正案取り下げへ 政府・与党、収容女性死亡問題を考慮 https://t.co/l6qi3PTeGl
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) May 18, 2021
「勝ち取った法案取り下げ」 入管法、改正反対派が拍手:朝日新聞デジタル https://t.co/JprGF47SSL
— 朝日新聞社会部 (@Asahi_Shakai) May 18, 2021
訂正記事
2021/8/11
デジタル記事をしれっと訂正していたのだ。(最終更新が8/11)有料記事
訂正します
「『(薬を)5月13日朝刊22面「スリランカ人女性死亡」の記事で、「診療記録には、『(薬を)内服できないのであれば点滴、入院』と指示が書かれていた」とあるのは、内服できないのであれば点滴、入院』との記述があった」の誤りでした。
診療記録の記載や、診療の様子を入管職員から聞き取った支援団体への取材などに基づき、「外部医師が指示した」と考えましたが、その後の取材も踏まえ、「点滴、入院」は途中段階の所見であり、「指示」と書いたのは誤りと判断しました。
外部医師、点滴・入院指示なし
最終報告は、ウィシュマさんが2月5日に外部病院で医師の診察を受けた際の状況も取り上げた。
4月に入管庁が発表した中間報告は、この際には「医師から点滴や入院の指示がなされたこともなかった」としていた。これに対し毎日新聞は、中間報告が触れていなかった医師の診療記録を入手し、5月13日朝刊で「『(薬を)内服できないのであれば点滴、入院』と指示が書かれていた」と指摘した。
野党側も国会で「事実をねじ曲げた」と入管側を批判。入管法改正案の審議が紛糾した。
入管庁の調査チームが医師に確認したところ、「点滴、入院」の記載は胃カメラ検査実施前の所見で、吐き気を訴えるウィシュマさんが薬を内服できないのであれば、点滴や入院が必要になるという趣旨だった。胃カメラ
検査にほぼ異常はなく、医師は薬を服用できると判断し、入管施設内で処方されていた薬の服用継続を指示したという。診療記録にも最終報告は、ウィシュマさんが2月5日に外部病院で医師の診察を受けた際の状況も取り
上げた。診療記録にもこうした診療の経過と、服用継続で良いとする結論が記されていた。最終報告は、ウィシュマさんが2月5日に外部病院で医師の診察を受けた際の状況も取り上げた。
毎日新聞(8月11日)
えーーー、完全に切り取り捏造じゃないかー。
まとめ
つまり、胃カメラの検査を実施する前の医師の所見を都合よく切り取って、また国民を騙したということですね。
「入院を指示したけれど、入管がそれを無視して隠蔽したという」シナリオで、阻止したというわけです。そしてほとぼりが冷めて、すっかり忘れかけた頃にこっそり訂正。絶対に謝りません。
入管法が改正されるとなぜそんなに都合が悪いのだろう・・・。
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毎日新聞の悪質な捏造といえば沢山あります。