TOP
政治系 PR

4、「贈答品の山」についての検証

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 兵庫県職員である元播磨県民局長が、2024年3月12日付で、マスコミなどの送った斎藤知事や一部職員の誹謗中傷が書かれた文書。果たして内容の真偽はいかに。今回は、文書の四項目め「贈答品の山」についての検証です。

タイトル「贈答品の山」全文

齋藤知事のおねだり体質は県庁内でも有名。知事の自宅には贈答品が山のように積まれている。

(例1)
 令和5年8月8日、兵庫型奨学金返済支援制度利用企業の視察として訪れた加西市の株式会社ーー(ーーーーのーーーーーで有名)における出来事。周囲にマスコミが いるため、ーーの幹部から贈呈された高級コーヒーメーカーをその場では、「そんな品物は頂けません」と辞退。一方、随行者の**********に向かって「みんなが見ている場所で受け取れるはずないやろ。失礼な。ちゃんと秘書課に送るように言っておけ!」と指示。後日、無事にコーヒーメーカーをゲットしている。*****のご子息がーーで勤務しているという話もある。

(例2)
 令和5年7月に(*********)株式会社と兵庫県はスポーツ連携協定を結んだ。 そして、ヘルメット着用のキャンペーンを展開している。そのPR用の写真はーーーーのロードバイク (約50万円)に跨がる知事。そのバイクは撮影の後、知事へ贈呈された模様(偽装的に無償貸与の形をとる、ほとぼりが冷めるまで県庁で保管するなどの小細工がなされているかも知れません)。特定の営利企業との包括協定は、企業にとっては絶好のPRとなり、その見返りとしてのロードバイクの贈呈となると完全な贈収賄である。

 これらは全て*********部長のアレンジ。

(例3)
 神崎郡市川町からは、特産品のゴルフのアイアンセット (約20万円)が贈呈されている。しかも、使いにくいからと再度、別モデルをおねだりしたという情報もある。 特別交付税(市町振興課所管)の算定などに見返りを行った可能性がある。

 現市町*********は知事と同じ総務省からの出向にも関わらず、知事から考えられないくらい冷遇されているが、その辺りを付度しなかったことへの面当てかも知れない。

(例4)
 知事は驚異の衣装持ち。特にスポーツウエア。メーカーにすれば知事は動く広告塔。 これも貸与だと言えるのかどうか。特定企業(例えば*****)との癒着には呆れ るばかりである。

 そもそも、視察先やカウンターパートの企業を選定する際には、“何が貰えるか”が 判断材料だとか。企業リストには備考欄があって、“役得”が列記されているとか。

 そして、とにかく貰い物は全て独り占め。特産品の農産物や食品関係も全て。あまりの強欲、周囲への気配りのなさに、秘書課員ですら呆れているという噂。もちろん、出張先での飲食は原則ゴチのタカリ体質、お土産必須。そのため、出張先では地元の、 首長や利害関係人を陪席させて支払いをつけ回す。出張大好きな理由はこれ。現場主義が聞いて呆れる。

元播磨県民局長文書

(すでにSNSで広まっているものやマスコミで公表されているものを使用。個人名や会社名は伏せています)

4つの具体的な記述

  • (例1)コーヒーメーカー
  • (例2)ロードバイク
  • (例3)アイアンセット
  • (例4)スポーツウェアー

はじめのコメント

齋藤知事のおねだり体質は県庁内でも有名。知事の自宅には贈答品が山のように積まれている。

元県民局長文書

検証と事実

齋藤知事のおねだり体質は県庁内でも有名。

→  有名か有名でないかは事実と無関係なので除くこととする。

知事の自宅には贈答品が山のように積まれている

→ 元県民局長が自宅に侵入していなければわからない情報。なぜ彼が知事の家の中をご存知なのか、自宅に無断侵入したのだろうか。逆に彼の犯罪が疑われる発言である。

事実であることを示す証拠がないため

(例1)コーヒーメーカー

本文

(例1)
 令和5年8月8日、兵庫型奨学金返済支援制度利用企業の視察として訪れた加西市の株式会社ーー(ーーーーのーーーーーで有名)における出来事。周囲にマスコミが いるため、ーーの幹部から贈呈された高級コーヒーメーカーをその場では、「そんな品物は頂けません」と辞退。一方、随行者の**********に向かって「みんなが見ている場所で受け取れるはずないやろ。失礼な。ちゃんと秘書課に送るように言っておけ!」と指示。後日、無事にコーヒーメーカーをゲットしている。*****のご子息がーーで勤務しているという話もある。

元播磨県民局長文書

検証と事実

周囲にマスコミが いるため、ーーの幹部から贈呈された高級コーヒーメーカーをその場では、「そんな品物は頂けません」と辞退。一方、随行者の**********に向かって「みんなが見ている場所で受け取れるはずないやろ。失礼な。ちゃんと秘書課に送るように言っておけ!」と指示。

これについては、後日原田部長が「直接の指示はなかった」と否定している。

後日、無事にコーヒーメーカーをゲットしている。

これについては、新聞記事になっている。

 兵庫県の斎藤元彦知事らを批判する文書を作成したとして、西播磨県民局長だった男性(60)が解任された問題で、文書で斎藤知事に贈られたと指摘されていた高級コーヒーメーカーを県幹部が受け取っていたことが分かった。幹部は「地元製品PRのために知事に使ってもらうつもりだった。知事に断られ、返却するのを忘れていた」と釈明。商品は文書が関係機関に送付された後の3月下旬、製造元に返還された。

 県などによると、斎藤知事は昨年8月、視察のため、加西市の家電・調理器具メーカー「千石」を訪問。その際、同社で展開する「アラジンブランド」のコーヒーメーカーとトースター(計約6万円相当)の贈与の申し出を受けたが、斎藤知事は「受け取れない」と断った。しかし翌日、原田剛治・産業労働部長が同社に連絡し、「とりあえず私宛てで送ってほしい」と話したという。

 県の内規では「業務に関連する贈答品は、受け取らないこと」とされているが、原田部長は「知事が使ってくれれば地元企業のPRになると軽く考えてしまった。勇み足で反省している」と謝罪した。

 贈られた商品は秘書広報室に受け取りを拒否され、部長室前の倉庫で開封せずに保管していたという。

 男性職員の文書では、「知事が商品を送るよう指示した」とあったが、原田部長は「直接の指示はなかった」と否定。一方で、半年後に返したことには「返すつもりだったのをすっかり忘れていた。文書を見て思い出した」としている。同社は「(贈与の申し出は)社交辞令の意味合いだった」と説明している。

神戸新聞引用

受け取っていた該当部長については、地方公務員法の懲戒処分にはあたらない「訓告」となりました。

知事会見

2024年4月18日の知事会見でもこう答えています。

知事

私自身が、コーヒーメーカーを秘書課に送るように指示したとか、最終的に私がコーヒーメーカーを受け取った事実はありません。そこは明確にお伝えしておきたいと思います。

その場でもその後も、私自身は受け取るべきではないと伝えています。

https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/g_comment20240418.html

(例2)ロードバイク

本文

(例2)
 令和5年7月に(*********)株式会社と兵庫県はスポーツ連携協定を結んだ。 そして、ヘルメット着用のキャンペーンを展開している。そのPR用の写真はーーーーのロードバイク (約50万円)に跨がる知事。そのバイクは撮影の後、知事へ贈呈された模様(偽装的に無償貸与の形をとる、ほとぼりが冷めるまで県庁で保管するなどの小細工がなされているかも知れません)。特定の営利企業との包括協定は、企業にとっては絶好のPRとなり、その見返りとしてのロードバイクの贈呈となると完全な贈収賄である。

 これらは全て*********部長のアレンジ。

元播磨県民局長文書

検証と事実

上記のロードバイクについては、トレック・ジャパンのHPに真実が書かれていました。

兵庫県西宮市に本社を構えるトレック・ジャパン株式会社は、7月27日(木)に兵庫県として初となる『スポーツ連携協定』を締結いたしました。

県内のサイクリング文化の発展を目的に、下記6項目において兵庫県と連携してまいります。

■連携項目

①       サイクルイベントの情報発信

②       ヘルメット着用の推進

③       自転車の安全利用の促進

④       サイクリストの拡大

⑤       サイクルツーリズムの推進

⑥       その他両者が必要と認めるもの

27日(木)に兵庫県庁で開かれた締結式では、齋藤知事が「県内に本社を置くトレック・ジャパンと連携して、サイクリングを通じて、兵庫の魅力を国内外に発信していきたい。」と抱負を語りました。

トレック・ジャパン(株)からは、上記連携項目を目的とした県のサイクリング活動用として最新e-bike「Domane+ AL 5」を1台、県に貸与しています。

*弊社から県への自転車貸与の目的について、契約内容と事実に基づいた表現に更新しています。2024年7月29日更新。

2023.8.2 トレック・ジャパンHPより

そのバイクは撮影の後、知事へ贈呈された模様(偽装的に無償貸与の形をとる、ほとぼりが冷めるまで県庁で保管するなどの小細工がなされているかも知れません)。特定の営利企業との包括協定は、企業にとっては絶好のPRとなり、その見返りとしてのロードバイクの贈呈となると完全な贈収賄である。

これらは全て*********部長のアレンジ。

「偽装的に無償貸与の形をとる。ほとぼりが冷めるまで県庁で保管するなどの小細工がなされる」と書かれているが、これは彼の妄想的な考えであり、「完全な贈収賄」まで強く言い切っているが何の証拠もない。

知事会見

2024年6月20日会見でこう答えています。

知事

トレックジャパンのロードバイクについては、知事に贈呈された模様というふうにありますが、これは兵庫県との連携協定に基づく貸与でございまして、私個人に対する贈答ではありません。

https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/g_kaiken20240620.html

(例3)アイアンセット

(例3)
 神崎郡市川町からは、特産品のゴルフのアイアンセット (約20万円)が贈呈されている。しかも、使いにくいからと再度、別モデルをおねだりしたという情報もある。 特別交付税(市町振興課所管)の算定などに見返りを行った可能性がある。

 現市町*********は知事と同じ総務省からの出向にも関わらず、知事から考えられないくらい冷遇されているが、その辺りを付度しなかったことへの面当てかも知れない。

元播磨県民局長文書

検証と事実

 神崎郡市川町からは、特産品のゴルフのアイアンセット (約20万円)が贈呈されている。しかも、使いにくいからと再度、別モデルをおねだりしたという情報もある。

誰かに聞いたような記述であるが、実際は個人として贈呈されておらず、別モデルをおねだりしたという事実はなかった

不確かな情報を流す人が周りにいるのかもしれない。

 現市町*********は知事と同じ総務省からの出向にも関わらず、知事から考えられないくらい冷遇されているが、その辺りを付度しなかったことへの面当てかも知れない

ここに関しては彼の想像である。どれも事実であることを示す証拠がない。

知事会見

2024年6月20日会見でこう答えています。

知事

アイアンセットが贈呈されているというふうにありますが、私個人に対する贈呈はありません。

アイアンヘッドの製造工程ごとの仕掛品は、地場産業の振興のために知事応接室に展示しているというものです。

使いにくいからと再度別モデルをおねだりしたという情報もあるとあるが、これは事実ではありません。

実際、私がアイアンを使用したのは、市川町を訪問したときに、試打施設があったので、そこで打ったという時のみです。

https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/g_kaiken20240620.html

PRもされています。

(例4)スポーツウエア

(例4)
 知事は驚異の衣装持ち。特にスポーツウエア。メーカーにすれば知事は動く広告塔。 これも貸与だと言えるのかどうか。特定企業(例えば*****)との癒着には呆れるばかりである。

元播磨県民局長文書

検証と事実

知事は驚異の衣装持ち。特にスポーツウエア。メーカーにすれば知事は動く広告塔。 これも貸与だと言えるのかどうか。特定企業(例えば*****)との癒着には呆れるばかりである。

→ 本人の感想。

どれも事実であることを示す証拠がない。

知事会見

2024年6月20日会見でこう答えています。

「知事は驚異の衣装持ちそして特定企業との癒着」とありますが、スポーツウェアは兵庫県との連携協定企業からの貸与でございます。

そして、スポーツイベント等の公務で使用のために使わせていただいております。

それから視察先やカウンターパート先の企業を選定する際には、何がもらえるかが判断材料だとあります。

視察先やカウンターパート企業、連携協定のことだと思いますが、そこを選定させていただく際には、その時々の社会情勢や行政上の必要性などから判断するもので、何かがもらえるから判断材料とするのは事実ではないということです。

企業リストの備考欄には役得が列挙されているとありますが、そのような事実はありません。

次に地域特産の農産物や食品関係について、知事室に届けられたり、訪問先で受領することはありますが、これは私が知事に就任する前から、社交儀礼として受領してきたものというふうに聞いています。

元県民局長の感想

 そもそも、視察先やカウンターパートの企業を選定する際には、“何が貰えるか”が 判断材料だとか。企業リストには備考欄があって、“役得”が列記されているとか。

 そして、とにかく貰い物は全て独り占め。特産品の農産物や食品関係も全て。あまりの強欲、周囲への気配りのなさに、秘書課員ですら呆れているという噂。もちろん、出張先での飲食は原則ゴチのタカリ体質、お土産必須。そのため、出張先では地元の、 首長や利害関係人を陪席させて支払いをつけ回す。出張大好きな理由はこれ。現場主義が聞いて呆れる。

元県民局長文書

検証と事実

 そもそも、視察先やカウンターパートの企業を選定する際には、“何が貰えるか”が 判断材料だとか。企業リストには備考欄があって、“役得”が列記されているとか。

→ 噂?か妄想?か

 そして、とにかく貰い物は全て独り占め。特産品の農産物や食品関係も全て。あまりの強欲、周囲への気配りのなさに、秘書課員ですら呆れているという噂。もちろん、出張先での飲食は原則ゴチのタカリ体質、お土産必須。そのため、出張先では地元の、 首長や利害関係人を陪席させて支払いをつけ回す。出張大好きな理由はこれ。現場主義が聞いて呆れる。

→ 噂と妄想と感想。

どれも事実であることを示す証拠がない。

その他

ジェラート店が定休日だったのに斎藤知事が食べたいと店を開けさせる 県職員

2021/12/16 05:30 神戸新聞NEXTより引用

斎藤知事「休みながら働く」北播磨でワーケーション 地域住民と交流深める

 兵庫県の斎藤元彦知事が県内各地を訪れ、リモートで執務する「ワーケーション知事室」が14、15日、多可町と西脇市、三木市で初めて実施された。斎藤知事は同町などからリモートで勤務し「休みながら働く」という新しい生活様式を発信。北播磨の地域住民と交流を深めた2日間を追った。(伊田雄馬)

 〈14日〉

 午前9時半 エーデルささゆり(同町八千代区中野間)で執務をスタート。最初の仕事は県庁とのオンライン会議。

 同10時45分 地域住民とのミーティングを開催。酒米農家や移住者ら21人と意見を交わす。播州織生産者との対話では「その服かっこいいですね」とコートを借りる一幕も。

 午後0時20分 マイスター工房八千代(八千代区中村)に到着し、藤原たか子施設長とグータッチ。昼食に舌鼓を打つ。巻きずしにしょうゆをつけて「あかん!」と藤原さんにたしなめられる。職員との記念撮影では「しわが見える」とマスクを外すのを恥ずかしがった藤原さんに「日差しが強いから分かりませんよ」とフォロー。

 同1時半 食後のデザートを求め、予定になかったジェラート店「wacca(ワッカ)」(同町加美区門村)へ。季節限定のウインターベリー味など3種を注文し、スマホで自撮りするなどご機嫌な表情。

 同2時15分 杉原紙研究所(加美区鳥羽)で藤田尚志所長から紙すきの手ほどきを受ける。木枠を垂直に水に漬けられず大きなしわに。職員が「(自分のものと)交換しましょうか?」と提案すると、間髪入れず「お願いします」。

 同2時40分 近くの杉原谷小学校を訪問。児童から歓迎を受け、6年生の教室で一緒に授業を受ける。

 同4時 エーデルささゆりで再び庁内会議。

 同5時半 加美区三谷の古民家で「定住コンシェルジュ」の小椋聡さん夫妻と対談し、初日の公務を終了。

 〈15日〉

 午前8時 エーデルささゆりからラジオ番組に生出演し、周辺の自然を散策。

 同9時10分 庁内会議の後、ホテル従業員と別れのあいさつ。

 同10時半 旧来住家住宅(西脇市西脇)で市民14人と意見交換会。その後は播州織工房館を訪問。スタッフが手作りの部屋飾りをプレゼントし「知事室に飾ります」と笑顔。同館を訪れるのは4回目という。

 午後0時半 「カーペンターズキッチン」(同市黒田庄町岡)で昼食。

 同1時40分 「醸し人九平次」の銘柄で知られる酒蔵「萬乗醸造」(黒田庄町門柳)を訪問し、意見交換。西脇市を後にし、三木市の金物メーカーへ向かった。

→ これは完全な職員のデマで、インスタグラムにて当日ジェラート店は開いており、前からその日も営業しますとの宣伝が美味しいジェラート写真と共に上がっていました。

結果

検証の結果、元播磨県民局長文書にかかれていた贈答品の山の内容は全て真実ではありませんでした。

 感想だが、兵庫県庁には平気で嘘をつく職員が数人いるようだ。これは「政局争いだ」と証言する自民党議員もおり、斎藤知事に負けた井戸派の反乱ともいえるだろう。これについては後日記事を書いていきます。

関連記事